BIG RACE PLAYBACK

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  • 名古屋
    42#
    被災地支援 第67回 高松宮記念杯競輪GⅠ
    6/16(木) ~ 6/19(日)

新田祐大が閃光のまくり

新田祐大/福島/90期/SS

新田祐大/福島/90期/SS

 

 名古屋で今年2度目の特別競輪。このチャンスに「競輪人生を賭けて」挑んだ地元中部勢を、新田祐大が閃光のまくりで切り裂いた。

 

 「平原康多さんは駆け出しのスピードはものすごいですし、諸橋愛さんのブロックも来るだろうから、先頭に立つまでが勝負と思ってました。予想外だったのは郡司浩平君の内に浅井康太さんが粘ったこと。郡司君も中団にこだわったことでまくり易くなったと思います」

 

 今夏のリオ五輪はまさかの落選。その屈辱を力に変え、目前の一戦に集中。「絶対に優勝しようと思ってました」と、見事悔やしさを晴らした。 

 

 「レース前は山崎芳仁さんから『優勝できるように走ってくれ』と言われて気持ちが入った。僕に勝つレースをさせてくれたのは嬉しかったし、その気持ちを無駄にしないようにと。自分のタイミングで行きました。ただ、山崎さんとワンツー勝負の夢は叶わなかったのは残念ですね」

 

 

 ここまで調子落ちだった郡司は一変した。あれよと言う間に勝ち上がると、気が付けば快挙と言ってもいい準優勝。

 「キツかったけど、冷静に見れました。新田さんが勢い良く来たときに、山崎さんは口が空いているのが見えたので入っていきました。前は遠かったです。これでまた目標ができました。今日は単騎で警戒されてなかったからだけど、ラインで走るときにも頑張れるように力を付けてたい」

 

 平原は脚力の違いをまざまざと見せ付けられる結果に。

 

 「車番が悪いからああいう展開になるとは思ってました。自分も22秒6くらいで行ってるけど、それで行かれたんだから仕方ない。埼玉クラスの先行力では太刀打ちできないですよ。でも、今日のレースは自分でも納得です」

 

 動向が注目された浅井は外を踏むレースができず、内容を悔やむ。

  「平原さんがあそこまで駆けるとは思わなかった。吉田敏洋さんからも『打鐘先行は期待していない』と言われてたし、ホームからカマすか、昨日みたいな走りができればと思ってたけど。今日が1番感じが良かっただけに、仕掛けられず悔いが残りますね。うしろに迷惑をかけてしまった」

 

 吉田はホームバンクの特別2戦に全てを賭けたが、悲願の初Vはならず。

  「任せた結果だし、僕がコントロールできることではないので。レースに関しては言うことは何もない。浅井も3着に入った訳だし。今日のレースは結果優勝はできなかったけど、手の届くところまでは来ているのは間違いない」

 

先輩たち、後輩たちのサポートで気持ちの入るレースができました

4度目のGⅠ優勝

 

 「今回も含めて今年のGⅠ決勝にはずっと乗っているんですけど、それに乗る前の段階で、いろいろな先輩たち、後輩たちの力、サポートがあって。とくに全日本選抜の準決勝は山崎(芳仁)さんに乗せてもらったみたいな形で、北日本ワンツースリーが決勝で決まりましたし。そういう意味もあって、気持ちの入るレースができました」

山崎芳仁との連係

 

 「優勝するように走れ、と常日頃から言ってもらっているんですけど、その中で、僕が勝つためのレースを考えていただいて。本当に(山崎が)新田祐大になった気持ちでレースを全部組み立ててくれていましたし、それが気持ちとして嬉しかったので、絶対に優勝してやろうという気持ちで走れたんだと思います」

自転車競技の目標

 

 「今回のリオ五輪では、僕は選出されなかったんですけど、頑張って欲しい気持ちと悔しさというのもやはりありました。次の東京五輪を確実なものにしたいという気持ちがあり、あとは日本チームが世界で活躍できるというのが証明できるようなチームを作りたいということで、ドリームシーカーというチームを立ち上げました。やはり日本一といわれていながら、世界では通用しないというのは、どうも僕の中では納得できない部分もありまして、日本の競輪というのは世界に通用する、日本の競輪は世界でも最高峰といえるような、本当にすばらしいものだと証明するために、頑張っていきたいと思っています」

 

今後のプラン

 

 「今年に入った瞬間から、年末に向けてどこを絞るかというものを決めていました。日本選手権を勝ち取るという目標を立てていたんですけど、かけ離れてしまいました。でも、賞金ランキングでは多少いけるかなという自信もあったので、そこを踏まえて、今後の計画も立てていました。今回が終わったあとから、とてつもないスケジュールが9月の共同通信社杯が終わるまでずっと入っているので、そこをクリアしていきながら年末のグランプリというものを目指していきたいと思います」

新田祐大/福島/90期/SS

新田祐大/福島/90期/SS

Profile

Profile プロフィール

●1986年1月25日生まれ、30歳

●在校順位は2勝で52位、05年7月15日函館競輪場でデビュー

●通算成績:766走中 優勝:44回、1着:256回、2着126回、3着79回

●GⅠ・GⅡ獲得歴:15年9月オールスター競輪(GⅠ・松戸)

  15年3月日本選手権(GⅠ・京王閣)

  10年12月SSカップみのり(GⅠ・立川)

  14年4月共同通信社杯(GⅡ・伊東)

 

 12年ロンドンオリンピック・チームスプリント8位。

 

●出走予定

 オールスター競輪(GⅠ・松戸) 8月11日~15日

 小田原記念(GⅢ) 8月20日~23日

被災地支援 第67回 高松宮記念杯競輪GⅠ 結果

2車単 3連単
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