BIG RACE PLAYBACK

BIG RACE PLAYBACK
  • 立川
    28#
    被災地支援 ヤンググランプリ2016GⅡ
    12/29(木) ~ 12/29(木)

インを突いた渡邉雄太が混戦を制する

渡邉雄太/静岡/105期/S1

渡邉雄太/静岡/105期/S1

 

 目の前に開いたVロード。躊躇(ちゅうちょ)なく飛び込んだ先に栄冠はあった。史上初となる9選手がオール単騎を選択したヤンググランプリ2016は、静岡・105期の渡邉雄太が制した。

 

「できれば新山(響平)さんの後ろにいきたかったですけど、取れなかったので。でも、吉田(拓矢)君がいたので付いていこうと思いました」

 

 打鐘から主導権を握ったのは取鳥雄吾、番手には鈴木竜士、3番手には小笹隼人が続く。このとき渡邉は吉田の後ろで8番手の位置。アクシデント発生は打鐘4コーナーで、中団並走となった畑段嵐士が新山響平を牽制して、新山が落車してしまう。中団に入りなおした畑段がまくりに出ると、最終バックで鈴木が合わせて番手からまくりで抜け出す。小笹も続いて両者のマッチレースに思われたが、最終2センターであいたインコースを突いた渡邉が「めっちゃ伸びましたね」と振り返る一気の差し脚で優勝ゴールを突き抜けた。

 

 師匠である渡邉晴智からは、「先行しないなら(優勝を)獲りにいけ」と言われていたという。その助言も受けて「獲りにいくことにしました」。まるで師匠を彷彿とさせるコース取りだったが「(自分で仕掛けて)いきたかったんですけど、我慢。最終2センターからと決めていたので、いきました。(コースが)たまたま空いたのでよかったです」。

 

 16年は7月に福井でS級初優勝、4月の日本選手権を皮切りにビッグレース参戦が続いた。このヤンググランプリ優勝で、17年のさらなる飛躍が期待される。「FⅠもまだ1回しか優勝してないし、記念も決勝に乗っていないので、とりあえずそこから頑張りたいと思います」

 

 2着の小笹は「一瞬、夢を見ましたね。(渡邉雄太がインコースから来たのは)見えていませんでした」と悔しい表情。

 

「取鳥が先行すると思って」とレース展開を読んでいた鈴木だったが、最終バックから仕掛けるも3着に終わった。「(最終バックで)もう少し引きつけたかったんですけどね。最後は力んでしまいました」

 

被災地支援 ヤンググランプリ2016GⅡ 結果

2車単 3連単
TOP