BIG RACE PLAYBACK

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  • 高松
    71#
    被災地支援 第1回 ウィナーズカップGⅡ
    3/17(金) ~ 3/20(月)

郡司浩平が初代王者に

郡司浩平/神奈川/99期/S1

郡司浩平/神奈川/99期/S1

 

 平成28度から新設されたGⅡ開催。初代王者にその名を刻んだのは郡司浩平だった。

「(ゴールした瞬間は)1着かわからなかったけど、中村(浩士)さんと2人で並んでいたので、ゴール前勝負ができたかなと思ってホッとしました。師匠である父(盛夫・50期)に伝えたいですし、いつも(川崎)バンクとかで練習してくださっている選手の方々にも感謝の気持ちを伝えたいと思います」

 

 レース運びは完璧だった。後ろ攻めから動き中団確保。人気の関東勢より前の位置を確保すると、圧巻のスピードで前団を飲み込んだ。

 

「1回押さえて前に出てから稲垣(裕之)さんを出させて。すんなり中団を取れるとは思わなかったが、あとは自分のタイミングで仕掛けようと思いました。平原(康多)さんとかぶらないように。番手が稲川(翔)さんだったので警戒していたんですが、うまく乗り切れました」

 

 昨年は1月和歌山で記念初制覇。6月高松宮記念杯では決勝2着に入るなど、大きな成長を遂げた。今年の南関勢の活躍は周知のとおり。その流れに乗って一気に頂点まで駆け上がった。

 

「準決は慣れない番手を回らしてもらって根田(空史)さんのおかげで決勝に乗れたし、南関の結束力は見せられたと思う。決勝はみんなの想いも背負って走りました」

 

 南関のエースとしてラインを引っ張っていく。年末には地元の平塚でKEIRINグランプリ2017が開催される。この優勝で出場に大きく前進したのは間違いない。

 

「一歩ずつですけど、GⅠ優勝、グランプリの道っていうのが見えてきました。まだグランプリが決まった訳じゃないので、一戦一戦、大事に戦っていきたいです」

 

 直線で郡司に詰め寄った中村は優勝こそ逃したものの、南関ワンツーに満足げ。

 

 

「追走でいっぱいでした。郡司が自分のレースを全うしてくれたので、僕は感謝の気持ちでいっぱいです」

 

 

 人気を集めていた平原は悔しい3着。

 

「トータルで自分の力が弱かった。対処できなかったし、何もできなかった。悔しいけど、これが今の自分の力。後ろの2人に迷惑をかけてしまいました」

 

 郡司に飲み込まれた稲垣は素直に完敗を認める。

 

「中団をもつれさせて、ペースで行ければと思ってたけど、平原君の威圧感があって踏まされました。郡司君が強かったですね。もっと先行力をつけて次に備えたい」

 

平塚グランプリを視野に入れた走りをしっかりやっていきたいと思います 

 

優勝の感想

 

「(ウィナーズカップは)GⅠとそんなに変わりないメンバーの中で優勝できたのは嬉しいですね。昨年一年を通して、良い成績を残せたかなと思っていたので、今年はやれるという自信もだんだん出てきました」

 

南関東ライン

 

「中村(浩士)さんが『(郡司が)勝てるように走ってくれ』と言ってくれたので、ぼくはリラックスして走れました。決勝で南関東ラインができて、本当に心強かったです。ラインの結束力で、自分も勝ち上がれたと思っていますし、南関東のラインに感謝です」

 

決勝の作戦

 

「メンバーはすごく良いので、そのなかで自分の力を出し切れるように。今は平原(康多)さんがすごく強いので、そこより前にいないと勝負権が無いなと思っていました」

 

中団奪取

 

「一回とりあえず抑えて、レースを組み立てようと思いました。そこでうまく中団が取れたのが、今回の勝因ですかね。駆けている稲垣(裕之)さんも強いですが、いけなくても平原さんより先に仕掛けないと、僕と中村さんの優勝はないので。あとはどれだけ自分の力をぶつけられるかでした。(踏んだ時は)4日間の中で一番、車の出が良かったです」

 

ゴール

 

「自分が優勝なのか、中村さんが優勝なのかは分からなかったですけど、ワンツーが決まってホッとしました」

 

好調のきっかけ

 

「特にはないですが、本当に日々の積み重ねだと思います」

 

見えてきた平塚グランプリ

 

「ダービー(日本選手権)もありますから、まずはそこに向けて、しっかり優勝を目指してやっていくのと、まだ始まったばかりで先は長いですが、年末のグランプリを視野に入れて、その戦いもしっかりやっていかなきゃなと思っています。まだグランプリが決まったわけではないので、気を引き締めていかなくてはいけないなという気持ちが大きくなりました」

 

今後の走り

 

「南関東勢の流れがすごく良いので、僕もうまくそこに乗って、引っ張っていくくらいの気持ちで、これからどんどん盛り上げていけたらいいかなと思います。最後に平塚のグランプリがあるので、ひとりでも多く南関東勢が出て、最後に笑って終わりたいというのが今年の目標です」

 

郡司浩平/神奈川/99期/S1

郡司浩平/神奈川/99期/S1

Profile

 

郡司 浩平 GUNJI KOHEI

 

●1990年9月4日生まれ、26歳

 

●在校順位は20勝で10位、師匠は郡司盛夫(50期)

 

 11年1月15日川崎競輪場でデビュー(2着1着8着)

 

 11年5月四日市で初優勝(1着1着1着)

 

 13年11月向日町でS級初優勝(1着1着1着)

 

●通算成績:476走 優勝:21回、1着:156回、2着:85回、3着:41回

 

●グレードレース優勝歴:16年1月和歌山記念(GⅢ)、16年8月小田原記念(GⅢ)、17年3月第1回ウィナーズカップ(GⅡ・高松)

 

●出走予定 日本選手権GⅠ 5月2日~7日/函館GⅢ 5月18日~21日/全プロ記念競輪 5月27日~28日

 

(4月3日現在)

被災地支援 第1回 ウィナーズカップGⅡ 結果

2車単 3連単
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