BIG RACE PLAYBACK

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  • 平塚
    35#
    KEIRINグランプリ2017GP
    12/28(木) ~ 12/30(土)

浅井康太が2度目の競輪界頂点へ!

浅井康太/三重/90期/SS

浅井康太/三重/90期/SS

「グランプリはどういう風にしたら獲れるのか、自分はどういう風にしたら勝てるのか、そういうことを考えながらトレーニングをしてきました」

 浅井康太の2017年シーズン、その一挙手一投足は全てグランプリに通じていた。数々の研究と閃きでプランニングされたグランプリ制覇への道を着々と歩み、優勝という最高の結果で自身の理論を証明して見せた。

「このためにやってきた1年間だったので、しっかり調整ができた開催だったと思っています。自分の考えた結果が繋がった、うまくいった、そのことが嬉しいです」

 深谷知広に全幅の信頼をおいてレースに挑んだ。その深谷が臆することなく打鐘から主導権を握ると、レースの流れは一気にハイペースとなる。番手の浅井は、3番手から仕掛けた平原康多、中コースを狙う諸橋愛ら後続の攻めを次々とクリアした。

「自分は深谷君を信頼して付くだけでしたね。深谷君も落ち着いてホームで駆けていたし、あとは徐々に上がっていく感じだったので、これはまくりはキツいだろうなとは感じましたね。真後ろに平原さんがいたので、たぶん緩んだら来るだろうと感じて、それで少し早目に前に踏ませてもらったんですけど。中割りも誰か来るだろうと想定していました」

 グランプリ制覇は15年に次いで2度目。中部地区では山口幸二氏が2度、山田裕仁氏が3度制覇している。またひとつ、目標に近づいた。

「中部の偉大な先輩方に追いつくことが自分の目標。山田裕仁さん、幸二さんに育てられたところもあるので、その人たちを越えて自分が若い子たちにいろいろ教えたいと思いますね」

 2着は武田豊樹が入線。平原のまくりが不発で、うまく浅井にスイッチしたが浅井を捕えるまでには至らなかった。

「脚は余っていて、最後の勝負所まで我慢していたけど、我慢しすぎた感じ。もう少し早めでしたね。自信はあったけど...難しかったです」

 3番手という好位置を確保した平原は、最終バックから仕掛けるも深谷のペースが抜群で6着。だが、自身のレースを貫けたことには納得の表情。

「深谷と勝負したが、深谷がすごかったですね。まくり追い込みだったら勝てたかもしれないけれど、(仕掛けて)いくと思えた自分は良かったと思います。まくれなかったということは、弱いということですね」

 2017年を圧倒的なスピードで駆け抜けてきた新田祐大だったが、8番手からまくるも3着まで。

「作戦は考えていなかったです。(三谷竜生の仕掛けで)どうしようか考えてしまった。1コーナーからいきましたけど、出が悪かったです」

競輪選手である以上、2018年も進化し続けます!

作戦

「深谷(知広)君との作戦は前か後ろで、前を取れなかったら後ろからと言う話はしていたので、たまたま中団が取れたので。展開の作戦通りではないんですけど、中団でも良いという話だったので、中団からスタートしました」

 

レースの流れ

「深谷君が打鐘から出て、すごく落ち着いて踏んでいたので、これは深谷のペースだなと感じましたね。深谷君とは絆があるので、もう信用しかしてないですね」

 

レース中

「(ファンの)声援しか聞こえなかったし、残り3周ぐらいまでは楽しみながら、そこから集中して走りました」

 

後続の動き

「新田(祐大)君と平原(康多)さんも見えたので、ちょっと前に踏みながら様子を見たんですけど、そのタイミングで諸橋(愛)さんに突っ込まれて、車体故障しかけたというのはあるんですけど、そのあとしっかりゴールまで踏みきれました。中(コース)は誰かが来るだろうと想定していて、それが平原さんかなというイメージはしていたので、なんとか体が動いてくれましたね。そこからはガムシャラに踏みました」

 

優勝の瞬間

「本当に深谷君がすごいいいレースをしてくれたので、自分が走りきることができたと思っています」

 

歓喜の涙

「自分は1回優勝してそこで泣いているので、2回目は泣かないだろうと思っていたんですけど、やっぱりやってしまいましたね。本当に自分は未熟なので、三重県の先輩後輩、家族や仲間にも支えてもらっているので、皆さんの顔を見たら(涙が)こみ上げてきて、我慢できなかったです」

 

2018年の走り

「(チャンピオンユニフォームは)一度経験しているので、それが身になっていると思います。1番車は競輪界で一番格好良いユニフォームだと思っているので、それを着て、一番格好良いレースをしたいと思います」

 

メッセージ

「今年(2017年)1年間、不甲斐ない結果だったんですけど、最後に優勝することができ、ファンの皆さまに感謝して、来年(2018年)1年間も、競輪選手である以上、進化し続けるので、それを見続けてほしいと思っています。これからも浅井康太を応援し続けてください」

 

浅井康太/三重/90期/SS

浅井康太/三重/90期/SS

Profile

浅井 康太 ASAI KOTA

●1984年6月22日生まれ、33歳

 

●師匠は佐久間重光(41期)

 

●在校順位は15勝で10位、05年7月8日松阪競輪場でデビュー

 

●06年3月四日市で初優勝、07年3月伊東温泉でS級初優勝

 

●通算成績:980走 優勝:48回、1着:319回、2着177回、3着94回

 

●GⅠ・GⅡ獲得歴:17年12月KEIRINグランプリ(GP)、15年12月KEIRINグランプリ(GP)、11年8月オールスター競輪(GⅠ・岐阜)、11年6月寬仁親王牌世界選手権記念トーナメント(GⅠ・弥彦)、16年7月サマーナイトフェスティバル(GⅡ・川崎)

 

●出走予定

全日本選抜(GⅠ・四日市)2月9日~12日/静岡記念(GⅢ) 2月17日~20日

(1月4日現在)

KEIRINグランプリ2017GP 結果

2車単 3連単
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