BIG RACE PLAYBACK

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  • 平塚
    35#
    第72回 日本選手権競輪GⅠ
    5/1(火) ~ 5/6(日)

三谷竜生が史上7人目のダービー連覇!

三谷竜生/奈良/101期/SS

三谷竜生/奈良/101期/SS

 昨年は近畿1人のみの優出だったが、今年は4人。日本選手権競輪決勝という最高の舞台で、最強のラインが形成された。脇本雄太を先頭に、昨年の覇者・三谷竜生が番手を回り、日本選手権競輪4Vの村上義弘、そして10年の覇者・村上博幸と近畿の強豪が結束した。

 前日の三谷は「しっかり近畿でまとまって、やれることはやりたい。近畿勢から優勝者が出るように頑張りたい」とコメント。番手の責任感があった。

 レースでは打鐘前からスパートした脇本が、近畿ラインを引き連れて後続を大きく離す。番手の三谷が「後ろからは来ないと思いました」と振り返るほどの快ペースで、他のラインに出る幕を与えなかった。番手絶好となった三谷が差し脚を伸ばして、史上7人目の「日本選手権競輪連覇」の偉業を達成した。

「脇本君がしっかり駆けてくれたので、あとは僕たちがしっかり結果を出すだけでした」

 近畿ラインが1着から4着まで上位を独占。大会連覇の喜びは、ラインの結束力が結実したことで増幅した。

「近畿のラインの強さを改めて確認できたので、そこは本当に良かったです。後半戦もしっかりと結果を残していきたいですね」

 2着は村上義弘が入線。記録更新の大会5Vは叶わなかったが、優勝した三谷の走りを称

えた。

「(他ラインは)千切れていて、来たらどうにかしたいと思っていました。脇本はスピードが落ちず、強かったです。今年の竜生は、(近畿地区の)SS1人で頑張っているし、勝者にふさわしいレースでしたね」

 一本棒のレースで他ラインを完封した脇本は3着。レースを完全に支配した。

「4車は内で粘られやすいですから、あの展開にする必要がありました。4車を活かすのも、あのタイミングでした。ようやく自分らしさが戻ってきましたけど、まだ勝ちへの執着心が弱かったかなとも思いますね」

 近畿勢の独壇場となったが、脇本のペースは浅井康太にとって想定外だった。

「8番手からと思っていたら、まさか中団。周りが切りにいって、脇本を出させて勝負と思っていました。(脇本も)ペースで駆けていくと思ったけど、想定外でしたね。一発狙いでしたが、残念でした」

 新田祐大は打鐘での判断が尾を引いた。

「単騎は問題ではないです。脇本が仕掛けたときに、浅井さんが飛びつくと思ってしまった。慌てて仕掛けたけど、山中(秀将)とも接触して、勝負になりませんでした」

 千葉ラインを組んだ山中秀将は「どうしたらよかったのかな」とレース後談。

「(脇本のペースは)仕掛けられる感じではなかった。あの展開だったら、先に切りにいくしかなかったかもしれないけど、それだと頭は狙えない感じになる。どうしたらいいか考えて、また頑張ります」

近畿4車でしっかり走ることができて嬉しい。今年の後半戦はしっかりと結果を残したい

優勝の感想

「素直に嬉しいです。ラインでしっかり決められたので、良かったと思っています」

 

プレッシャー

「緊張したんですけど、近畿4車でしっかり走ることができたので嬉しいです」

 

作戦

「脇本(雄太)君がいつも通りのレースをしてくれたと思います。脇本君が本当に良いレースをしてくれたので、ただそれに付いていっただけですね」

 

脇本選手の先行

「すごくかかっていましたし、非常に強かったです」

 

道中

「(最終)バックで1回(後ろを)見たときは来ていなかったので、あとはしっかりゴールしようと思っていました」

 

優勝の確信

「僕も必死で、全力でしっかりと。(確信できたのは)ゴール線を過ぎたときですね」

 

昨年と今回の違い

「昨年は挑戦者というわけではないですけど、しっかり挑むだけ。今年はライン4車で勝たなくてはいけないプレッシャーはありましたね。昨年( 17年日本選手権競輪・決勝)は(近畿が)一人だったんですけど、今年は近畿4人でしっかり決勝に乗って結果を出せたので、非常に嬉しいです」

 

連覇

「昨年は初めての(優勝をできた)嬉しさだったんですけど、今年はラインの絆、ラインでしっかりと決めることができたので、その嬉しさがあったと思います」

 

後半戦

「(昨年はダービー優勝後に落車が続いて)自分の中でも少しモヤモヤした部分があったんですけど、今年に入ってからはしっかり結果も出せていたので。ここ(日本選手権競輪)に向けてやってきたことが、間違いなかったんだなと思います」

 

グランプリに向けて

「これからGⅠとかGⅢとか続くので、一戦一戦を頑張って、(静岡)グランプリに繋がっていければと思います。(昨年のグランプリは)参加しただけになったような感じだったので、今年はしっかり結果も残せるようにしたいですね」

 

メッセージ

「優勝するつもりで(平塚に)来て、しっかり優勝できて本当によかったです。昨年はケガでちょっと苦しんだ時期もあったんですけど、今年の後半戦はしっかり結果を残していきたいと思っています。応援よろしくお願いします」

三谷竜生/奈良/101期/SS

三谷竜生/奈良/101期/SS

Profile

Profile プロフィール

三谷 竜生 MITANI RYUKI

●1987年9月5日生まれ、30歳

●在校順位は17勝で16位、師匠は三谷典正(49期・引退)

●12年7月1日向日町競輪場でデビュー、同初優勝(1着1着1着)

 13年1月松山競輪場で3場所連続完全優勝、S級に特別昇級

 13年6月向日町競輪場でS級初優勝(3着2着1着)

 16年6月16日名古屋競輪場で通算100勝達成

●通算成績:483走 優勝:26回、1着:161回、2着:56回、3着:61回

●グレードレース優勝歴:18年日本選手権競輪(GⅠ・平塚)、17年日本選手権競輪(GⅠ・京王閣)、18年3月玉野記念、18年2月奈良記念、18年2月高松記念

●出走予定 函館GⅢ 6月2日~5日/高松宮記念杯GⅠ 6月14日~17日

第72回 日本選手権競輪GⅠ 結果

2車単 3連単
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