BIG RACE PLAYBACK

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  • 青森
    12#
    平成30年度 全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪 スーパープロピストレーサー賞FⅡ
    5/26(土) ~ 5/27(日)

流れを掴んだ平原康多がSPR賞を初制覇

平原康多/埼玉/87期/SS

平原康多/埼玉/87期/SS

 

 関東が盤石のラインを形成したスーパープロピストレーサー賞。「10日くらい前と同じ並び、同じラインですね」と平原康多が前日のインタビューでコメントしていたように、5月の京王閣記念決勝でも、吉澤純平―平原―木暮安由が連係して、平原が完全優勝したばかりだった。今回も吉澤が赤板前から積極果敢に動いて主導権を握り、関東ラインに絶好の流れをもたらすと、吉澤の番手を回ったが平原が、初のスーパープロピストレーサー賞制覇を果たした。

「今日は全部、吉澤君の力だと思います。(作戦は)ああいうのではなくて、(吉澤に)スイッチが入っちゃったんだと思います」

 道中での動きも光っていた。最終ホームで仕掛けてきた古性優作の動きを読み切り、浅井康太の仕掛けもさばいて優勝ゴールに飛び込んだ。

「(吉澤の番手から)出る予定はなかったので、その分ちょっとテンポがずれてしまいました」

 それでも京王閣記念同様に、「勝ち切って」見せた。

「あそこまで(吉澤が)頑張ってくれたので、結果は残さないといけないなと思いました」

 2着は関東3番手の木暮が入線。京王閣に次いで、関東ワンツー決着となった。

「(ラインの)一番先頭で走る純平のおかげ。(古性に絡まれたが)しっかり対応できたと思います」

 主導権を握った吉澤は9着も、ラインのワンツー決着に貢献した。

「ラインの3人で出切ってから勝負しようと思っていました。早めに(誘導を)かわしたんですけど、少し長かったですね。でも古性君はダッシュがいいから、引きつけずにスピードを上げていきました。最低限のことでしたね」

 関東ラインを飲み込むかに思えた浅井のまくりだったが、平原の牽制もあり一歩及ばず。それでも内容には納得の表情。

「(番手の)吉田(敏洋)さんも自力あるし、それ以上のことをするか、仕掛けきること。自力も出せたので良いレースはできたと思います。修正していくだけですね」

 浅井マークの吉田は3着入線。「レースの流れは考えていた通り。古性も絶対にいくと思っていました。でも平原じゃなかったら、(浅井は)普通にまくれていたと思いますよ。そこが平原の凄さですね」

 ホームで仕掛けた古性は「(作戦は)特になかったです。力勝負をしたかったけど、強い選手が力を合わせて走っているので、負けるべくして負けた感じでした」。古性と初連係した佐藤慎太郎は「古性が頑張ってくれましたからね。早めに仕掛けてくれましたし、さすがでした。(道中で降りる判断は)難しいところでしたね」

 

関東で良い連係ができたと思います

レースを振り返って

「古性(優作)の動き出しが非常に早くて、その結果で早いスパートになったんですけど、そんなにいくような作戦は立ててなかったんですけどね。(関東ラインの先頭を走った吉澤)純平君も勝てる力はあるし、勝てる位置からの仕掛けという感じだったんですけど、何かスイッチが入っちゃったような感じですね」

 

ハイペースの流れ

「純平君がすごい力を見せつけたレースをしましたね。(関東の作戦は)ああいうのではなかったんですけど、本当に(吉澤に)スイッチが入っちゃったんだと思います。自分もそういう予定ではなかったので、苦しかったですね」

 

別線の仕掛け

「浅井(康太)が8番手だったので、古性(優作)もかぶる前に力を出し切りにくるなって思っていたので、予想してたところできてくれましたね」

 

浅井康太選手の仕掛けで迫られたが...

「浅井の絶好のまくり頃というような展開になってしまったので、どの辺まで引きつけようかという感じだったんですけど、ちょっと引きつけ過ぎてしまった感じがしますね。でも、そこから踏み込めたのでよかったです。今まで勝てなかったことの方が多かったので、今はそういうのを掴めていますね」

 

スーパープロピストレーサー賞

「武田(豊樹)さんの勝率がすごく高いレースだというイメージがあったんですけど、今回はいなかったので、関東で何とか引き継ぎたかったですね。(スーパープロピストレーサ賞の1着は)初めてですね」

 

関東の結束

「今回、京王閣(記念)と関東で良い連係ができたと思います。ダービーで悔しい思いをしたので、気持ちが入っていますし、そういうのが出ていると思いますね」

 

平原康多/埼玉/87期/SS

平原康多/埼玉/87期/SS

Profile

Profile プロフィール

平原 康多 HIRAHARA KOTA

●1982年6月11日生まれ、35歳

 

●在校順位は33勝で8位、師匠は太田耕二(59期・引退)

 

 02年8月5日西武園競輪場でデビュー(1着2着9着)

 

 05年5月西武園でS級初優勝(5着1着1着)

 

●通算成績:1095走 優勝:45回、1着:337回、2着:216回、3着:117回

 

●ビッグレース優勝歴:06年8月ふるさとダービー富山(GⅡ)、09年6月高松宮記念杯(GⅠ・大津)、09年11月競輪祭(GⅠ・小倉)、10年6月高松宮記念杯(GⅠ・大津)、13年2月全日本選抜(GⅠ・松山)、14年11月競輪祭(GⅠ・小倉)、16年11月競輪祭(GⅠ・小倉)、17年2月全日本選抜(GⅠ・取手)

 

●出走予定 宇都宮GⅢ 6月28日~7月1日/サマーナイトフェスティバルGⅡ 7月14日~16日/弥彦GⅢ 7月28日~31日

 

(6月8日現在)

平成30年度 全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪 スーパープロピストレーサー賞FⅡ 結果

2車単 3連単
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