BIG RACE PLAYBACK

BIG RACE PLAYBACK
  • 岸和田
    56#
    第69回 高松宮記念杯競輪GⅠ
    6/14(木) ~ 6/17(日)

GⅠ連続優勝!勢い止まらぬ三谷竜生

三谷竜生/奈良/101期/SS

三谷竜生/奈良/101期/SS

 

 まるで5月の日本選手権競輪・決勝のプレイバックを見るように、近畿ラインが再度、圧巻のレースを披露した。打鐘から脇本雄太がスパートすると、後続を引き離す快ペースに持ち込む。ゴール前は脇本と番手・三谷竜生の争いに絞られ、三谷が差して優勝。日本選手権に続くGⅠ連続優勝を成し遂げた。

「初日(特選)は(脇本を)抜けてないですし、本当に脇本君は強いので、しっかり付いていってから、そこから勝負だと思っていました。決勝は抜けてよかったと思います」

「高松宮記念杯競輪」は、三谷にとって特別なレースだった。

「もともと僕は滋賀。ずっと大津びわこ競輪場でやっていた大会なので、小さい頃からずっと見ていたし、(優勝は)目標のひとつでした」

 優勝インタビューでは「ラインの力」を何度も強調した。

「本当にラインのおかげ。ラインのおかげで優勝できて本当に嬉しいです」

 ハイパワーの先行をみせた脇本は準優勝。13度目のGⅠ決勝も初Vは叶わなかった。

「踏んだところは後悔していません。仕掛け所は(日本選手権より)気持ち遅めで、勝負できると思ったところで踏んだし、自信もありました。前回は1車身差以上あったけど、今回はもうちょっと。(初Vは)近いようで遠いですね」

 脇本のハイペースの強烈さは、近畿3番手の村上博幸(7着)が連係を崩したことが、すべてを物語っている。

「油断せずにキャリアも生かして追走しようビジョンを描いていたけど...テクニックより脚力。脇本の強さが異常でした」

 即席ラインを形成した原田研太朗と山田英明。7番手から原田が3着に入るのが精一杯だった。原田は「できたら壱道さんをもうひとつ前におきたかったですね。いくだけになって、ああなってしまっては...。脇本が強かったです」。山田(5着)は「競りだから(脇本も)早めに来ると思っていました。決勝はみんな1着獲りたいと狙って走るし、そこは駆け引き。原田君とまたこういう風に一緒に走りたいと思いました」

 今回話題を呼んだのが関東の並びだろう。吉澤純平の後位を武田豊樹と木暮安由が競り合った。結果的には木暮8着、武田9着に終わった。

 譲れない師弟連係に武田は「同県の吉澤君の後ろを回ることは当然だし、並走になったら後ろを取りきることだけ。ケガをしてからGⅠ決勝に初めて乗れましたし、そこはよかったと思います」。一方の木暮は、競りの経緯を「このままの自分ではレベルアップしていかない。自分もタイトルを見つめてやっているし、自分に課題を課してやっていくしかない」とレース後はコメント。今後の動向は、引き続き注意を払いたい。

 

これからもしっかりと責任感を持って頑張っていきたい

優勝の感想

「優勝できて本当によかったです。ダービー(5月の日本選手権競輪)に

引き続き、優勝することができたので、本当に嬉しいです」

 

地元地区のGⅠ

「緊張しましたが、その中で結果を出すことができたので本当によかった

と思っています」

 

3度目のGⅠ優勝

「前回(5月の日本選手権競輪)、今回とラインのおかげなので、『ライン

のおかげで優勝できた』ということが非常に大きいですね」

 

近畿ラインの作戦

「脇本(雄太)君に任せていたので、脇本君が良いレースをしてくれました」

 

打鐘から脇本選手がスパート

「踏み出しもよかったですし、ラインで決まるかなと思いましたし、本当

に脇本君が強かったです。脇本君にしっかり付いていって、そこから勝負だ

と思っていました」

 

優勝を確信した瞬間

「ゴール線を1着で通過することができたのは分かりました」

 

獲得賞金1億円超えて

「僕はそんなに感じないんですけど、これからのレースでもしっかりと責

任感を持って頑張りたいと思います」

 

高松宮記念杯のタイトル

「もともと僕は滋賀で、びわこ競輪場がある時はずっとびわこ競輪場で

練習をさせてもらっていたので、その中で父(典正)にしっかりこの優勝を

伝えたいと思いますね」

 

好調の要因

「ずっと練習してきたんですけど、今年に入ってから体の使い方とかを

しっかり学びながら頑張ってきたところかなと思います」

 

後半戦に向けて

「今年に入ってからしっかり走れていますし、昨年と比べると違い

ます。後期もしっかり結果を出せるように頑張りたいと思います。僕

にできることは変わらないと思いますので、これからもしっかりと

レースをするだけですね」

 

三谷竜生/奈良/101期/SS

三谷竜生/奈良/101期/SS

Profile

Profile プロフィール

三谷 竜生 MITANI RYUKI

●1987年9月5日生まれ、30歳 

●在校順位は17勝で16位、師匠は三谷典正(49期・引退)

 

●12年7月1日向日町競輪場でデビュー、同初優勝(1着1着1着)

 13年1月松山競輪場で3場所連続完全優勝、S級に特別昇級

 13年6月向日町競輪場でS級初優勝(3着2着1着)

 16年6月16日名古屋競輪場で通算100勝達成

 

●通算成績:497走 優勝:27回、1着:164回、2着:62回、3着:61回

 

●グレードレース優勝歴:18年高松宮記念杯競輪(GⅠ・岸和田)、18年日本選手権競輪(GⅠ・平塚)、17年日本選手権競輪(GⅠ・京王閣)、18年3月玉野記念、18年2月奈良記念、18年2月高松記念

 

●出走予定 オールスター 8月15日~17日/小田原GⅢ 8月25日~28日

 

(7月9日現在)

第69回 高松宮記念杯競輪GⅠ 結果

2車単 3連単
TOP