BIG RACE PLAYBACK

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  • いわき平
    13#
    平成30年7月豪雨被災地支援・第61回 オールスター競輪GⅠ
    8/15(水) ~ 8/19(日)

悲願成就!脇本雄太がGⅠ初優勝

脇本雄太/福井/94期/S1

脇本雄太/福井/94期/S1

 

「先行日本一」の称号を、名実ともに獲得した瞬間だった。脇本雄太が14度目となるGⅠ決勝の舞台で悲願の初優勝を成し遂げた。赤板過ぎ1センター付近から動いた竹内雄作に対して、脇本も打鐘からスパート。竹内マークの浅井康太が牽制を入れる中、最終2コーナー過ぎに先頭に躍り出ると、後続を引き離す一人旅となった。

「待っていても自分の勝ち目はないので、どこかで勝負しないといけない。浅井(康太)さんの強いブロックがあったので、そこだけはしっかり警戒して、いかにラインで出切るかを考えていました」

 ゴールでは、脇本の悲願達成を祝福する大歓声に包まれた。

「最終ホームからは、とにかくガムシャラにモガいていたので、後ろがどうなっているとか確認すらできなかった状態でした。(ファンからの)『おめでとう』は嬉しかったですね」

 もちろん決まり手は、こだわり続けてきた「逃げ」。GⅠで逃げ切り優勝は11年8月岐

阜オールスターの浅井康太以来の快挙となった。

「『先行日本一』を掲げながら今後はGⅠを走れると思うので、これを胸に次からも頑張りたいと思います」

2着は浅井が入線。牽制を試みたが、脇本のスピードの前に今回は厳しい展開となった。

「めっちゃきつかった...。ワッキー(脇本)が見えて、あれを行かれたら僕らのラインは終わるので振ったけど、1回では止まりませんでした。ワッキーが強いレースでした」

 奮闘した竹内だったが、脇本に叩かれて結果は7着(繰り上がり)。レース後に脇本との経験の差を語る。

「(脇本の)スピードが違いましたね。でも、一歩ずつですね。まだ僕はGⅠの決勝で先行したことがなかった。ワッキーはこの舞台で何回も先行している。その分ですね。また頑張ります!」

 地元GⅠ連覇を狙った渡邉一成は、まくり追い込んだが3着まで。

「優勝だけを考えて走ったし、すべて読み通りになったんですけど...悔しいです。脇本の強さを知っているだけに、もっとなんとかしないといけませんでしたね」

 一方、脇本マークの古性優作は連係崩れて6着。

「後ろに村上(義弘)さんも付いているのに申し訳ない。最後までちゃんとついていかないといけなかったです...」

 GⅠ初出場、初優出の山崎賢人は単騎戦となるも、直線伸びて4着。

「やっぱりみんな強いので、楽しいというか、まだまだだなと感じました。また、ここ(GⅠ決勝)に上がれるように、強くなれるように頑張ります」

 

やっと期待に応えることができました! 先行で勝てたことに価値があると思います

 

優勝の感想

「今年はGⅠの決勝に何回もあがっているのに、こうして優勝できなかったことがすごく悔しい思いだったので、今回こそはという気持ちがあったので、すごく嬉しかったです。発走する前からすごい声援だったので、なんとしてでも、その期待に応えなければという使命感で走りました」

 

今年のGⅠ決勝で善戦

「僕の中ではいい教訓になりましたし、それがあったからオールスターの舞台でしっかり優勝できるように頑張ろうという気持ちがあったので、うまくいってよかったです」

 

レースの初手

「意識することなく、牽制があったら前に出て組み立てようと思っていたんですけど、すんなり並びも決まって、自分の好きな後ろからになったので、自信を持って駆けることができましたね」

 

ゴール

「まさかこんな大きい舞台で後ろを引き離してゴールすることができるなんて考えていなかったので、ちょっと遅れて、やっと勝てたんだなと実感が生まれました」

 

初Vを達成して

「誰よりも優勝したい気持ちで臨めたと思います。まくりとかで勝つというよりも、自分が先行して勝つということに価値を持っていると思うので、これで僕の中では心置きなく、先行日本一と言いながらレースに臨めると思います」

 

好調の要因

「東京五輪のケイリンでメダルを獲りたいという強い意志の中で、うまれたものだと思うので、この気持ちをしっかり切らさないように頑張りたいと思います。(GⅠ初優勝は)毎日、毎日集中して練習をしている結果だと思っています」

 

グランプリの出場権を獲得

「そこは変に意識することはなく、(今後も)しっかり競技と競輪の両立をしていきたいと思います」

 

今後の出場予定

「スケジュールが合えば、寬仁親王牌(世界選手権記念トーナメント・前橋競輪場)を走れるかなと思います」

 

ファンにメッセージ

「このオールスターという大きい舞台で、先行して優勝できたことをすごく嬉しく思っています。今年はずっともどかしい気持ちになりながら、今回のオールスターに挑んできましたが、やっと期待に応えることができました。これからも競技と競輪で頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

 

脇本雄太/福井/94期/S1

脇本雄太/福井/94期/S1

Profile

 

Profile プロフィール(9月8日現在)

脇本 雄太 WAKIMOTO YUTA

●1989年3月21日生まれ、29歳

●在校順位は19勝で11位

 08年7月12日福井競輪場でデビュー(1着1着2着)

 08年9月福井競輪場で初優勝(1着1着1着)

 10年7月岐阜競輪場でS級初優勝(1着1着1着)

 17年12月チリ・サンディアゴで開催されたワールドカップのケイリンで金メダル

●通算成績:713走 優勝:40回、1着:251回、2着119回、3着:58回

●グレードレース優勝歴:18年8月オールスター競輪(GⅠ・いわき平)、18年7月福井記念、17年7月福井記念、15年7月福井記念、14年7月福井記念、11年8月小田原記念、10年8月豊橋記念

●出走予定 寬仁親王牌 10月5日~8日

平成30年7月豪雨被災地支援・第61回 オールスター競輪GⅠ 結果

2車単 3連単
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