BIG RACE PLAYBACK

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  • 小倉
    81#
    第60回 朝日新聞社杯競輪祭GⅠ
    11/20(火) ~ 11/25(日)

浅井康太が7年ぶりGⅠ制覇!

浅井康太/三重/90期/SS

浅井康太/三重/90期/SS

浅井康太が7年ぶりGⅠ制覇!

「GⅠの獲り方を忘れていたところでした」

 優勝した王者の第一声だ。GⅠ初のナイター、さらに6日間で5走する長丁場。未知の領域となるシリーズを制したのは、白いチャンピオンユニホームをまとった浅井康太だった。浅井のGⅠ優勝は2011年以来、実に7年ぶりだった。

 決勝は中部近畿ラインとして、脇本雄太、柴崎淳、浅井で連係。作戦外だった前受けになったが、赤板で太田竜馬がおさえに来たところを、脇本が突っ張って先行態勢に入っていく。浅井は「突っ張った時点でチャンスかなと思ったんですけど、淳はすごい脚力があるので、淳の動きを見て、まず3番手の仕事をしようと思っていました」と冷静に振り返る。

 脇本の先行に対して、最終2コーナーから中団の平原康多がまくりを打つ。柴崎は最終バック、最終3コーナーで牽制。「淳も外しながら、タテに踏みながら動いていたし、その中で平原さんに応戦している形はあったので、そこから自分は内か外という判断はできました」。柴崎の動きを見極め、あいたコースを突いた。

「今回、GⅠでこのユニホームを着るのも最後だと思って気持ちを込めて走りました。また来年(2019年)もこのユニホームを着て走れるように頑張りたいと思います」

 3連続GⅠ優勝の期待がかかっていた脇本は2着。「太田がおさえて来たけど、あんなところで引かないし、突っ張りました。自分の中では納得のレースです」

 番手を回った柴崎は今回が52回目のGⅠ挑戦で初の決勝進出。「経験不足でした」と肩を落とす。「自分のできる技術の中で、できることはしたと思います。内から来たときもあきらめずに踏みました。もう一回こういう舞台で走りたいです」。

 殊勲は3着の清水裕友だろう。上位の浅井が優勝したことで、グランプリ初出場のラストシートを獲得。「本当に!? 夢かな!?」と興奮を抑えきれない。「まさかこういう結果になるとは! うろちょろせずに力を出し切ろうと思っていました。踏んだ瞬間に(1着には)届かないかなと思いましたが、あきらめずに踏みました。(グランプリは)嘘だろ!という感じですが、嬉しいですね」

 中団から、まくり勝負に出た平原は6着。「自分の位置で仕掛けたけど、まくれなかったので力不足ですね。(脇本が)すごい強い。ペースに入ってからの踏み直しがすごかったです」

 平原マークの諸橋愛は8着。2年連続のグランプリ出場は叶わなかった。「(コースは)浅井がいるから、そこにはいけなかった。その後では、優勝はない。康多を抜けていないし、単純に力不足ですね。(SSは)いろいろな経験ができました。来年(2019年)に向けて課題ができましたし、また頑張ります」

 

グランプリを連覇できるように日々努力します!

 

優勝の感想

「正直、(GⅠの)優勝は2011年ぶりなので夢のようですね。本当にGⅠの獲り方を忘れるくらい、それこそ獲ったことを忘れるくらいに昔のことなので、やっぱり嬉しいです」

GI初のナイター6日制

「ダービー(日本選手権競輪)と同じ6日間の開催で、プラス5走は初めての経験だったので体力勝負かなと。正直厳しかったし、きつかったですけど、普段のトレーニングの量が増えているので、その結果が出たのかなと感じています」

決勝を振り返り

「作戦の時点では中団からだったんですが、皆が出なかったので前からのスタートで、あとは脇本(雄太)君に任せて走りました。脇本君が前を取った時点で、作戦の中で突っ張ることはなかったんですけど、脇本君の判断で突っ張り先行を決めたのだと思います」

平原康多選手のまくり

「(柴崎)淳もヨコに張りながら前に踏んだ感じがあったので、その中で平原さんが3コーナーで淳君を放り込んだ感じになっていて、その時点では自分はヤバイかなという感触はありましたね」

抜け出した手応え

「淳の出具合を見てから踏んだので、そこからはもうひたすらゴールに向かって踏みました」

ゴール前勝負

「(脇本と)抜いてないか、よくて同着かなと思っていました。本当に抜くまで分からないというか、ゴールするまで分からなかったので、VTRを確認して、お客様の声とで結果が分かりました」

GP優勝ユニフォームを着た2018年

「四日市の全日本選抜の時はボロボロの身体だったんですけど、その後にしっかり考えて、今の状態にもってこられたのは練習グループのおかげでもあるし、応援してくれたファンの皆さまのおかげでもあるし、自分が努力したこともあるし、本当に皆さんの支えのおかげでここにいると思います」

今後について

「今まで通りしっかりトレーニングに励んで、競輪に向き合ってお客様の期待に応えるレースをして(グランプリ)連覇、3回目を達成できるように日々努力します」

浅井康太/三重/90期/SS

浅井康太/三重/90期/SS

Profile

浅井 康太 ASAI KOTA

●1984年6月22日生まれ、34歳

●師匠は佐久間重光(41期)

●在校順位は15勝で10位、05年7月8日松阪競輪場でデビュー

●06年3月四日市で初優勝、07年3月伊東温泉でS級初優勝

●通算成績:1058走 優勝:53回、1着:350回、2着190回、3着100回

●GⅠ・GⅡ獲得歴:17年12月KEIRINグランプリ(GP)、15年12月KEIRINグランプリ(GP)、18年11月競輪祭(GⅠ・小倉)、11年8月オールスター競輪(GⅠ・岐阜)、11年6月寬仁親王牌世界選手権記念トーナメント(GⅠ・弥彦)、16年7月サマーナイトフェスティバル(GⅡ・川崎)

●出走予定 KEIRINグランプリ(GP) 12月30日/立川記念(GⅢ) 1月4日~7日/松阪記念(GⅢ) 1月24日~27日

第60回 朝日新聞社杯競輪祭GⅠ 結果

2車単 3連単
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