BIG RACE PLAYBACK

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  • 静岡
    38#
    KEIRINグランプリ2018[GP]GP
    12/28(金) ~ 12/30(日)

三谷竜生が競輪界の頂点に!

三谷竜生/奈良/101期/SS

三谷竜生/奈良/101期/SS

 2018年の競輪界の流れを象徴するシーンだった。グランプリという大舞台で、脇本雄太を先頭に4車結束した近畿ラインが打鐘から主導権を握っていく。番手絶好となったのは三谷竜生だ。

「いろいろな展開を考えましたし、自分のできることをやろうと。脇本君を見て、集中していました。打鐘のところで、浅井(康太)さんの動きがあって、僕も脇本君もリズムが少し狂ったんですけど、関係なくいってくれましたね」

 直線で浅井や新田祐大が迫ってくるが、番手から鋭く抜け出した三谷が歓喜のグランプリ初制覇を遂げた。

「ダービー(日本選手権)、高松宮記念杯、今回もしっかりラインができて、ラインで走った中での結果なので、本当に良かったです。近畿の強さを改めて実感できました。グランプリを目指して優勝することができて嬉しいですね」

 史上2人目のグランプリ連覇を狙った浅井は8番手から強烈なスピードでまくり追い込むも2着に終わった。

「もう少しでしたね。平原(康多)さんの後ろからと思って、動きによって自分がどうするかを決めていました。平原さんがもう1車、清水(裕友)の前にいっていたら面白かったですね。戦える脚があることは確認できました。来年(2019年)には繋がるかな」

 8月のオールスター競輪以来となる競輪出場がこのグランプリだった新田。最後方からまくり追い込んだが3着まで。

「(スタートは)どこからでもよいかなと。内で詰まったりするよりかは、一回引いてどっしり構えて自分の力を出そうと思いました。脇本(雄太)がかかっていましたけど、誰も何もしないことはないし、動きをしっかり見極めて仕掛けるだけでした。(1月から)また振り出しに戻りますが、また(グランプリに)戻ってこられるように頑張ります」

 初のグランプリで一番人気を背負った脇本は先行するも末を欠いて5着。

「打鐘前の2コーナー、浅井さんの動きを見て焦って踏んで、自分のペースじゃなかっです。あのタイミングでは粘られると思って、ラインごと全滅は避けたかったし、無理にでもいきました。判断ミスですね。4コーナー勝負はできると思ったけど、あと30メートル...。グランプリの舞台に絶対はない。でも、よい経験ができました」

 同じくグランプリ初出場の清水は中団からまくりを打って、近畿ラインに迫ったが4着。「きつかったけど、いくしかないと思っていきました。切った分、消耗して脚がきつかったけど、僕がいかないと(レースが)動かんでしょ。残念ですけど、やることはやった結果。また(グランプリに)出たいなと思いました。まだ力の差があるので、また練習します」

 

2019年も任された位置でしっかりと自分の仕事をするだけです

 

優勝の感想

「本当に素直に嬉しかったですね」

レースの流れ

「ジャンのところで少し浅井(康太)さんの動きが気になって、脇本(雄太)君も少し行きづらそうでしたが、出切ってからは、しっかり後ろの様子を見てという感じでした。(脇本は)非常にかかっていましたし、誰も来られないかなと思っていたんですけど、清水(裕友)君が来たので少し張ったりしました。その外に浅井さんとかが見えたので、しっかり踏んで優勝を狙いにいきましたね」

ゴールの瞬間

「(優勝は)分かりましたが、落車があったので、少し気になりました」

年間獲得賞金額の新記録達成

「ここ(静岡競輪場)に入る前からずっと言われていたので、記録を抜いたことは嬉しいです。正直、狙っていました」

2018年を振り返ると

「今年(2018年)はダービー優勝後から、いろんなことがあった1年なので。本当にグランプリ優勝を目指していて、優勝することができて嬉しいですね。(10月に亡くなった母には)本当に今まで支えてもらって、すごく感謝していたので。もう少し一緒にいたかったなっていうのはありますけど、しっかり今年を頑張ろうという気持ちになりました。(グランプリ優勝を達成して)本当に良い恩返しができたんじゃないかなと思います」

チャンピオンユニフォームでの1年

「(2019年は)1年間、1番車ということで、責任感の中でしっかり走りたいと思います」

今後について 

「今年(2018年)はしっかり結果を出せたので、来年(2019年)は今年以上にもっともっと安定した一年にしたいですね。僕は競走スタイルを変えずに、任された位置でしっかり自分の仕事をするだけです」

 

三谷竜生/奈良/101期/SS

三谷竜生/奈良/101期/SS

Profile

三谷 竜生 MITANI RYUKI

●1987年9月5日生まれ、31歳

●在校順位は17勝で16位、12年7月1日京都向日町競輪場でデビュー

●通算成績:533走 優勝:28回、1着:170回、2着:74回、3着:63回

●グレードレース優勝歴:18年12月KEIRINグランプリ(GP・静岡)、18年6月高松宮記念杯競輪(GⅠ・岸和田)、18年5月日本選手権競輪(GⅠ・平塚)、17年5月日本選手権競輪(GⅠ・京王閣)、18年3月玉野記念、18年2月奈良記念、18年2月高松記念

●出走予定 全日本選抜 2月8日~11日/奈良記念 2月16日~19日

KEIRINグランプリ2018[GP]GP 結果

2車単 3連単
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