BIG RACE PLAYBACK

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  • 大垣
    44#
    第3回 ウィナーズカップ[GⅡ]GⅡ
    3/21(木) ~ 3/24(日)

脇本雄太がGⅡ初優勝!

脇本雄太/福井/94期/SS

脇本雄太/福井/94期/SS

 誰にも止められない。第3回ウィナーズカップは、脇本雄太が連日圧巻のパフォーマンスを披露して、「脇本包囲網」を粉砕した。決勝は山崎賢人がホームからカマして主導権取りに出るが、脇本が一気のスパートで捕らえ、最後は脇本マークの浅井康太の差しを凌いで「ウィナー」の称号を手にした。

「残り2周からどう動くかで自分の仕掛けるポイントを考えようかなと。自分が仕掛けたところで山崎君が仕掛けてくれたのでラッキーでした」

 日本の競輪は、ここが初戦。初のS級S班。人気を背負った「脇本オッズ」の期待感。もちろん東京五輪を目指すナショナルチームの一員としての自負がある。「プレッシャーはすごくありましたが、なんとか期待に応えられて良かったなと思っています」と喜びよりも安堵の表情を見せていた。

「ダービー(日本選手権競輪)が終わるまでは国内で練習を積み上げて、また5月の終わりから(競技の)大会があると思うので、そこに向けてしっかり仕上げようと思います」

 脇本マークの浅井が2着。脇本のスピードを体感したレースを振り返る。 

「まくりに付けたのは良かったです。普通のまくりよりも厳しかったですね。もっと脚力を強化して、セッティングも出していきたい。今後の自分のトレーニングへの励みにもなりました」

 渡邉雄太― 郡司浩平― 中村浩士で結束した南関東勢。主導権を奪われる展開に、郡司は自力に転じるも3着まで。

「スピードが違いましたね。雄太も打鐘から良いペースでしたが、風もあるし、(叩かれたあとは)申し訳ないが自分でいかないと1着2着を目指せないと思って、いかせてもらいました。現時点では脇本さんの力が抜けていますね。追いつけるように、みんなで頑張ってやっていくしかない」

 即席ラインを組んだ山崎と佐藤慎太郎。山崎のカマシで機先を制して見せ場を作るも、最

後は脇本のスピードに飲み込まれた。山崎(8着)は「力不足ですね。(脇本を)引き出す感じにもなるかなと思ったんですけど、脇本さんと勝負したかったので。また頑張ります」

 

東京オリンピックとグランプリを目指して頑張っていきたい

 

 「4日間の中でこの決勝が、一番展開が向いたなと思います。(優勝できて)ホッとしたのが8 割ですね。それだけ自分自身も人気になっているというのがオッズを見ても分かりますし、それに応えないといけないという不安もありました。東京オリンピック開催まで500日を切って、ナショナルチームのメンバーたちも気持ち的にも張りつめた感じになっていますが、まずはオリンピック出場を確定させないといけないので、そこに向かって身体を鍛えて頑張りたいなと思います。(競輪では)もちろんSSですし、しっかり今年もグランプリに出たいなという意識はあります。そこはGⅠで数少ないレースの中でも頑張っていきたいと思っています」

脇本雄太/福井/94期/SS

脇本雄太/福井/94期/SS

Profile

脇本 雄太 WAKIMOTO YUTA

●1989年3月21日生まれ、30歳

●在校順位は19勝で11位、08年7月12日福井競輪場でデビュー(1着1着2着)、08年9月福井競輪場で初優勝(1着1着1着)、

 10年7月岐阜競輪場でS級初優勝(1着1着1着)、17年12月チリ・サンディアゴで開催されたワールドカップのケイリンで金メダル、18年10月フランス・パリで開催されたワールドカップのケイリンで金メダル

●通算成績:727走 優勝:42回、1着:259回、2着124回、3着:58回

●グレードレース優勝歴:18年10月寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ・前橋)、18年8月オールスター競輪(GⅠ・ いわき平)、19年3月ウィナーズカップ(GⅡ)、18年7月福井記念、17年7月福井記念、15年7月福井記念、14年7月福井記念、11年8月小田原記念、10年8月豊橋記念

第3回 ウィナーズカップ[GⅡ]GⅡ 結果

2車単 3連単
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