BIG RACE PLAYBACK

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  • 松戸
    31#
    第73回 日本選手権競輪[GⅠ]GⅠ
    4/30(火) ~ 5/5(日)

令和最初のダービー王は脇本雄太!

脇本雄太/福井/94期/SS

脇本雄太/福井/94期/SS

 新たな伝説がうまれた瞬間だった。ダービー3連覇を狙う三谷竜生が二次予選で敗退、世界選手権ケイリンの銀メダリスト・新田祐大も準決勝で敗退する激戦の中、参加162名のうち、ただ1人3連勝で決勝進出した脇本雄太が豪快なまくりで初の「ダービー王」に輝いた。

「(初手は)前か中団で。自分の仕掛けるところまで慌てずに待って、そこから勝負かなと。(最終)ホームで出たときにちょっと出が悪いなと思っていたんですけど、しっかりとゴールまで踏み切ろうという気持ちがありました。自分的には残り1周だったら踏み切れる自信があったので」

 GⅠの完全優勝は21年ぶり(98年一宮オールスターの山口幸二氏以来)、ダービーの完全優勝となると33年ぶり(86年平塚ダービーの滝澤正光氏以来)の快挙だった。もちろん「東京五輪での活躍」が最大のミッション。「まだまだ進化し続けます」と脇本は自信に満ちあふれた表情で改めて誓った。

 最終2コーナーで中団から仕掛けた清水裕友は、直線で脇本に屈して2着。悔しさをにじませる。

「(作戦は)腹をくくって駆けるかのどっちか。(深谷知広の)内か外か迷って外に回したんですけどね。ゴール前勝負はできているんですけど、力の違いを見せ付けられました。悔しいですね...」

 単騎で挑んだ菅田壱道。最終2コーナーから開いたコースを進出して3着入線を果たす。

「一瞬夢を見ました。まだまだ足りないものがありますね。今度は脚力でGⅠ決勝に乗れるように頑張ります」

 脇本マークの古性優作は最終4コーナーのあおりで4着も「脇本さんもパワーアップしているけど、付いていけた自分のパワーアップも感じました」と今後に手応え。

 脇本とのナショナルチーム対決で注目を集めた深谷知広。打鐘前に内から3番手を奪取して最終ホームから仕掛けるが、田中晴基の牽制もあり9着に終わる。

「(3番手は)ある程度想定はしていました。でも、かぶりたくないという気持ちもあって、変なタイミングでいってしまいました。(前団を)越えられなかったので...」

 

東京五輪まで止まらずに突き進みます!

 

「発走機についたときから声援がものすごくて、グランプリじゃないかと思うくらい大きかったですね。昨年も優勝したい気持ちで挑んで3 着だったので、そのリベンジができて良かったです。自分の中では練習の成果がこうやって競輪の成績に繋がっていると思っているので、まだまだ練習で上積みして成績を良くしたいと思っています。(2020 年の東京五輪へ)突き進むことを決めているので、止まることはないと思います。

 令和元年の一番格式のあるダービーで優勝することができて本当に嬉しく思います。走る機会がどんどん少なくなっているんですけど、その中でも自分の中で一戦一戦しっかり頑張って競輪界を盛り上げていければなと思っています」

脇本雄太/福井/94期/SS

脇本雄太/福井/94期/SS

Profile

●1989年3月21日生まれ、30歳

●在校順位は19勝で11位、08年7月12日福井競輪場でデビュー(1着1着2着)、08年9月福井競輪場で初優勝(1着1着1着)、10年7月岐阜競輪場でS級初優勝(1着1着1着)、17年12月チリ・サンディアゴで開催されたワールドカップのケイリンで金メダル、 18年10月フランス・パリで開催されたワールドカップのケイリンで金メダル

●通算成績:731走 優勝:43回、1着:263回、2着124回、3着:58回

●ビッグレース優勝歴:19年5月日本選手権競輪(GⅠ・松戸)、18年10月寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ・前橋)、18年8月オールスター競輪(GⅠ・いわき平)、19年3月ウィナーズカップ(GⅡ)

(5月8日現在)

第73回 日本選手権競輪[GⅠ]GⅠ 結果

2車単 3連単
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