BIG RACE PLAYBACK

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  • 松山
    75#
    全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪FⅡ
    5/25(土) ~ 5/26(日)

鮮烈なスパートで徳島ワンツー!

太田 竜馬/徳島/109期/S1

太田 竜馬/徳島/109期/S1

 阿波の登り龍が、鮮烈なレースで激戦を制した。初日優秀を勝ち上がった9名による「スーパープロピストレーサー賞」は、前受けから8番手まで引いた太田竜馬が打鐘過ぎ4コーナーでスパート。一気に前団を叩ききると、他ラインを完封し、最後はマーク小倉竜二を振り切って優勝を果たした。

 SPR賞初制覇の太田は「(作戦は)流れの中でという感じでした。(前受けをして、別のラインが)来たら引くのは決めていました。(打鐘からの動きは)ああなるとは思わなかったんですけど、仕掛けやすくなりましたね。最近、スピードにも自信が出てきたので、活かせたかなと思います」と会心のレースを振り返る。最終バックでは「小倉さんの優勝かな」と思ったそうだが、「(最後まで)意外と持ちましたね」と笑顔。昨年はヤンググランプリを制した。記念初優勝も果たし、ビッグレースでの優出も重ねている。ここまでくれば、期待されるのは「初のGⅠタイトル獲得」だろう。「まだまだです」としながらも、今開催で確かな手応えを掴んだ太田。どこまで登りつめるのか、今後も目が離せないだろう。
 2着は小倉で、徳島ワンツー決着となった。小倉は「前を取って引いて、一気にカマす感じで。外国人のスタイルですね(苦笑)。軽くいってしまいましたし、ずっとかかっていました。最後は垂れてくるかと思ったけど、全然でしたね」と太田のスピードに今回は脱帽。
 打鐘で先頭に立った郡司浩平。3番手に入るも、徳島勢を捕らえるまでには至らず3着まで。「(打鐘で)僕が切ったところで、誰も抑えにこなかったので、あとは来たのに合わせて踏んで、そこにはまるかなと思っていました。でも、太田が強かったです。力負けですね。和田(健太郎)さんと2人でゴール前に詰められれば、もっとよい勝負ができたかなと思うけど、そこまでもいけなかったので」
 スーパープロピストレーサー賞連覇を狙った平原康多だったが、組み立てがかみ合わず5着に終わった。「(前受けの)太田が全引きするとは思っていませんでした。それで自分が中途半端に動いてしまったので、今度は太田を引き出す動きになって。道中は一番よい位置かと思ったけど、一番悪い位置になってしまいました。また頑張ります」

太田 竜馬/徳島/109期/S1

太田 竜馬/徳島/109期/S1

Profile

●1996年4月4日生まれ、23歳
●師匠は山本宏明(徳島・83期)
●在校順位は27勝で2位、卒業記念レース優勝
 16年7月3日高松競輪場でデビュー(1着1着1着)、同初優勝
 17年6月青森競輪場でS級初優勝(1着1着1着)
●通算成績:253走 優勝:15回、1着:106回、2着39回、3着:25回
●グレードレース優勝歴:18年12月ヤンググランプリ2018(GⅡ・静岡)、19年2月高松記念(GⅢ)

全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪FⅡ 結果

2車単 3連単
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