BIG RACE PLAYBACK

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  • 岸和田
    56#
    第70回 高松宮記念杯競輪[GⅠ]GⅠ
    6/13(木) ~ 6/16(日)

中川誠一郎が今年2回目のGⅠ制覇

中川 誠一郎/熊本/85期/S1

中川 誠一郎/熊本/85期/S1

 最終コーナー、絶好の番手回り。中川誠一郎が訪れたチャンスをしっかりとものにした。過去2度のGⅠタイトル獲得は、ともに単騎でのレースだった。今回はナショナルチーム時代に切磋琢磨してきた脇本雄太の番手。主導権を握った脇本の後位から抜け出して、まくり迫る新田祐大との争いを制した。
 「脇本君のおかげです。出切ってからのかかりは、ものすごくよかったです。後ろを確認しても誰も来ないと思ったけど、さすがというか、新田(祐大)君がすごい勢いで来ていたので、ちょっと外すしかなかったという感じでした」
 2月の全日本選抜競輪についで、今年2度目のGⅠタイトル獲得となった。
 「今回は体力的にも、技術的にも、心の精神的にもしっかりかみ合ったなという感じがします。(グランプリまで)あまり波が出ないように後半を戦っていきたいですね」
 新田は最終ホーム8番手からスパート。脇本がハイペースで飛ばす中、新田だけが前団に迫った。惜しくも2着だったが、スピードは傑出していた。
 「誠一郎さんが様子を見ていたので、バレないように隠れながらいったんですけどね。たらればですが、もう少し早く、脇本君と同じタイミングで踏めていたら、もしかしたら何かが変わったかもしれないですね」
 単騎戦を選択した小原太樹。GⅠ決勝は初めての舞台だったが、脇本ラインに食らいついて3着に入線した。

 「自分が一番脚がないので、ラインに付いていかないと。(直線で)1回入っていけるところがあったけど、見ちゃいましたね。(初のGⅠ決勝は)ここを走るのを夢見て日々頑張っているし、楽しかったです」
 主導権を握った脇本は、粘りきれず5着。苦戦のシリーズとなったが、収穫はあった。
 「3日間悪かった中で、次に繋げる意味でも、先行意欲は今日が一番強かったです。一番先行しやすい展開になったけど、ホームの向かい風が思った以上にしんどかったですね。タイム的には悪くはなかったです
し、この状態の中でここまで戦える証明は出来たので、今後のレースに繋がると思います」
 新田をマークした渡邉一成だったが、踏み出しで連係崩れて9着。
 「ダッシュが凄かったです。追いつこうと思ったところで、木暮(安由)に当たられて完全に失速しましたね。大きな課題ですね」

中川 誠一郎/熊本/85期/S1

中川 誠一郎/熊本/85期/S1

Profile

●1979年6月7日生まれ、40歳
●師匠は瀬口慶一郎(熊本・77期)
●在校順位は38勝で4位
 00年8月15日熊本競輪場でデビュー(1着1着1着)、同初優勝
 01年10月青森競輪場でS級初優勝(3着2着1着)
●通算成績:1451走 優勝:48回、1着:430回、2着181回、3着:121回
●ビッグレース優勝歴:19年6月高松宮記念杯競輪(GⅠ・岸和田)、19年2月全日本選
 抜競輪(GⅠ・別府)、16年4月日本選手権競輪(GⅠ・静岡)
●出場予定 オールスター競輪(名古屋)8月14日~18日、富山記念 8月29日~9月1日

第70回 高松宮記念杯競輪[GⅠ]GⅠ 結果

2車単 3連単
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