KEIRINグランプリへの道
2月

平原康多が最初のグランプリシートを獲得!
グレード戦線で見逃せないのは千葉の勢い

平原康多

平原康多 埼玉・87期・S級S班

 取手競輪場を舞台に熱戦が繰り広げられた第32回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GⅠ)は、平原康多、武田豊樹の関東ゴールデンコンビがシリーズを席巻した。2日目から連係した両者は、スタールビー賞を武田が1着、平原2着のワンツーを決めると、準決勝でも武田が連勝でワンツー、そして関東4者が結束した決勝は平原が優勝、武田が準優勝。見事に3日連続のワンツーフィニッシュを決めた。

 これにて、平原が自身8度目となるグランプリ出場権を手に入れた。一番乗りについては「まさかですね」と謙虚に受け止めていたが、関東勢にとって大きなアドバンテージとなることは間違いない。昨年は苦戦続きだった関東勢だったが、平原を中心にして再び一大勢力を築き上げよう。

武田豊樹

武田豊樹 茨城・88期・S級S班

 武田は地元GⅠをシリーズ2勝、準優勝で終えた。今年初戦の1月和歌山記念は準決勝敗退に終わっていたが、そこから軌道修正。昨年11月の競輪祭に次いで、GⅠ決勝で平原とのワンツー決着となった。賞金ランキングも2位に浮上しており、昨年は最後の最後でグランプリ出場を手にしていただけに、今年は優位にシーズンを進められそうだ。全日本選抜で優出した諸橋愛は5位(決勝5着)、同じく神山拓弥が6位(決勝7着)につけており、初のグランプリ出場に向けて、両者とも好スタートを切ったと言っていいだろう。

 3位は浅井康太、4位には新田祐大と90期のS級S班がつづく。ともに全日本選抜で優出を果たしており(浅井が4着、新田が3着)、今年も一年を通じてビッグレースを中心に高いパフォーマンスを発揮してくれそうだ。

 そして7位には村上義弘、8位に稲垣裕之の京都勢がランクイン。チャンピオンユニホームの重圧とも戦い続ける村上は3月玉野記念優勝で弾みがつくだろうし、稲垣は優勝には手が届いていないが、1月立川記念から2月の四日市記念まで連続優出と安定感が増してきている。

 また、グレードレースを中心に見逃せない勢力となっているのが千葉勢だ。2月の奈良記念で根田空史が記念初優勝すると、国際自転車トラック競技支援競輪では田中晴基がGⅢ初優勝、さらに山中秀将が四日市でこちらも記念初優勝と勢いが止まらない。2月の全日本選抜では和田健太郎が連日シャープに伸びてGⅠ初優出(決勝6着)を果たした。地区的な盛り上がりが相乗効果を生んで、さらなる好循環をもたらしている。左表でも千葉勢が最多の6名ランクイン。今後のビッグ戦線での活躍が楽しみだ。残るシートは、あと8つ。年末の平塚グランプリに向けて、長く険しい戦いが始まった。

2月の獲得賞金ランキング

2月のランキングです。 ※KEIRIN.JPの獲得賞金ランキングです。

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